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気になる投資信託の平均利回りとは?計算サイトやランキングを大公開!

意外と知らない投資信託の平均利回りについて徹底解説!

突然ですが、あなたは投資信託を利用していますか?もう既にしているという人も、これから利用しようと考えている人も様々かと思いますが、共通して意外に見落としがちなのが「利回り」の話です。

利回りはただ表面的に高い・安いという以外にも、複利で運用した時にどれだけ差が開くかなど、実はとても重要な要素を含んだ指標です。

今回はそんな意外と知らない投資信託の利回りについて、平均の数値やランキングを大公開します!また、実際に利回りを計算する際に利用可能なサイトなどもあわせて紹介しているので、そちらも要チェックです。

では、最初は最新の投資信託の利回りについて見ていきましょう。

最新の投資信託平均利回りは?

さて、早速ではありますが、最新の投資信託の平均利回りについて見ていきます。投資信託の利回りと一口に言っても、投資する銘柄の種類などによってその値は変わってきますが、全体の平均はおおよそ「4~6%」と言われています。

以下は、各種インデックスに投資をして運用した場合の利回りの表です。

1年 3年 5年 10年
日本株「日経平均株価」 -7.3% 5.3% 16.8% 1.2%
日本国債「NOMURA-BPI総合」 4.2% 2.8% 2.7% 2.5%
日本REIT「東証REIT指数」 6.0% 10.7% 20.9% 4.6%
先進国株「MSCI-コクサイインデックス(円)」 -3.4% 8.4% 19.6% 4.6%
先進国国債「シティグループ世界国債インデックス(円)」 -7.3% 2.6% 9.2% 2.7%
先進国REIT「S&PグローバルREIT指数(円)」 -3.6% 12.3% 19.4% 2.8%
新興国株「MSCIエマージングマーケットインデックス(円)」 1.2% 0.9% 9.5% 2.5%
新興国国債「JPモルガンEMBIグローバル(円)」 -0.5% 9.3% 13.9% 6.6%
新興国REIT「S&P新興国REIT指数」 -13.3% -0.8% 10.8% 5.3%

まず見ていただいてわかるのは、最近の好景気の影響もあり、全体的な株の指標は直近1年はかなり数値が高いという事です。これは逆に言えば、右端の10年ものは、リーマンショックがちょうど発生したタイミングのため、比較的数値が低いという説明に繋がります。

詳しくは後述しますが、基本的に投資信託は景気に左右されるので、数字が上がっていない時は不景気と考えていいでしょう。新興国なども含めると益々複雑にはなりますが、これら全体の平均が「約4~6%」というわけです。

では、実際の利回りの数字がわかったところで、次はそれらの計算ができるサイトを3つほど紹介します。具体的に数字を当てはめて計算したい場合などに使える、管理人が厳選した使いやすいサイトを用意しましたので、是非利用してみてください。

では、見ていきましょう。

計算サイトを一挙紹介

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では、早速紹介していきます。まずは、最もスタンダードでおすすめのものからです。

①モーニングスター

1番のおすすめは、投資信託の総合情報サイトである「モーニングスター社の計算サイト」です。ここのサイトは計算はもちろん、投資信託情報サイトとしても大手という事で安心感があります。
使いやすさ+安心感という点では圧倒的に質が高いサイトですので、困ったらまずこちらを利用してみてはいかがでしょうか⇒https://www.morningstar.co.jp/tools/simulation/

では、2つ目も続けて見ていきましょう。

②pocket planner

2つ目におすすめしたいのは「pocket plannerの計算サイト」です。このサイトは個人の方が運営されているものですが、デザインもシンプルでとても使いやすい作りになっているのが特徴的です。

平均利回りはもちろん、その他積立計算や保険料の計算など、幅広い計算がサイト内で実行できるようになっています。より多くの計算をシンプルに、そして早く行いたい場合の利用をおすすめします⇒http://www.applifactory.com/fpcalc/%E5%B9%B4%E5%B9%B3%E5%9D%87%E5%88%
A9%E5%9B%9E%E3%82%8A%E8%A8%88%E7%AE%97/

では、最後のサイトもこのまま見ていきましょう。

みらい電卓(野村証券)

最後のおすすめは、大手金融機関の野村証券が運営している「みらい電卓」です。このサイトは題の通り「未来」のための計算が行えるもので、「積立」に特化して計算ができます。

月々の積立金額や積立期間などの諸条件を入力するだけで、将来的な利回りを求める事ができる仕組みになっています。こちらのサイトもデザイン・使いやすさともに抜群ですので、これから積立を考えている人は是非使ってみてください⇒http://www.nomura.co.jp/learn/simulation/

さて、ここまでで実際の投資信託の平均利回りを知り、その計算方法についても見てきました。基本的な情報が理解できたところで、今度は実際の投資信託利回りランキングを見ていきたいと思います。

今回は2018年1月現在までで優秀な成績を残している投資信託、これから伸びていきそうな投資信託を総合してランキングを作成しました。昨年(2017年)の利回りが非常に高かったものを中心に掲載しているので、これから投資を考えている人はまさに必見の部分です。

では、早速見ていきましょう!

2017年~2018年おすすめランキング

順位 投資信託名 運用会社 直近1年間(2017年)のリターン率
1位 JPMジャパン・テクノロジー・ファンド JPモルガンアセットマネジメント 105.70%
2位 楽天日本株4.3倍ブル 楽天投信投資顧問 102.33%
3位 グローイングアップ 明治安田アセットマネジメント 96.18%

こちらを見てもらえれば一目でわかる通り、現在おすすめの3つはどれも100%近い利回りを記録するなど、とても優秀な成績を残しています。

先ほど述べたように、平均はおおよそ4~6%と言われているので、これがどれだけすごい数字かおわかりいただけると思います。

投資信託も銘柄を選べばとても効率的に稼ぐ事ができるとわかったところで、いよいよ実践で投資をしてみよう!…と言いたいところですが、まだ少し不安という人もいるかと思います。

そこで次の項では、最後に投資信託を始める上で注意すべきケースを3つほど紹介したいと思います。これを読み切ればもう準備OKです!

では、紹介していきます。

こういうケースに注意

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では、早速見ていきましょう。最初は景気についての注意点です。

①景気が悪い場合に注意

題の通り、景気が悪い場合の投資信託の利回りはハッキリ言って期待できないので注意しましょう。これはなぜかと言えば、そもそも投資信託が経済景気を指標にして運用されているからに他なりません。

経済指標に連動して運用成績が変動するのであれば、当たり前ですが不景気の時は成績は悪くなります。とてもシンプルですね。

仮に投資を始める時に不景気でも、これから好転する見込みがあれば話は別ですが、基本的には好景気のタイミングでスタートすべきであるという事を忘れないようにしておくと良いと思います。

では、次を見ていきましょう。

②短期間で儲けようと考えている

投資をする以上、儲けたいと考えるのは自然であり、それ自体は決して悪い事ではありません。しかし、それが短期間で一気に儲けたいと考えているのであれば、話は別です。

①でも触れたように、基本的に投資信託は経済指標に連動して運用されます。バブルなどよほどの事がなければ経済指標は頻繁に乱高下するわけはなく、概ね一定の幅の中で上下を繰り返すはずです。

とすれば、その幅の中ででしか利益を出す事ができないのですから、そう簡単に投資したお金を急増させる事はできないでしょう。これまた、単純な話です。

ですが、この事をよく考えずに投資信託を始めてしまう人が多いのも事実です。投資信託は時間をかけてコツコツ資産運用したい人向けの金融商品ですので、短期派には向かないと覚えておいてほしいと思います。

では、最後のケースも見ていきましょう。

③トータルコストを考えていない

最後に紹介するケースは、ずばりトータルコストについてです。これはそのままで、投資信託は初期投資額が少ない反面、実は手数料が何かとかかってくるのが特徴です。

始める時・運用中・解約時の3点を基本として、それぞれのフェーズで手数料が発生します。1回1回の額はさほど大きくありませんが、塵も積もれば山となる。トータルでのコストを差し引くと大して儲からなかったというケースはよく耳にします。

安易に最初のコストだけを見て投資を始めるのではなく、先々の事も踏まえてスタートする事が何より大事だという事です。

では、3つ全て見終わったところで、最後に今回の記事のまとめを見ていきましょう。

まとめ

今回は、投資信託を始める際に意外に見落としがちな「利回り」について、実際の平均値や計算方法について見てきました。そして現在おすすめの銘柄についてもランキング表をチェックしてきました。

そして最後に、実際に投資信託を始める際の注意点についても確認を行いました。これで、投資信託を始める準備は整いました!

あとは、とにかく始めてみる事が何より大切です。経験に勝るものはありません。

実際に経験していく中で、わからない事・詳しく知りたい事があれば、是非当サイトに戻ってきて別記事を参照してみてください!

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